笑顔でいれば、気持ちは明るく楽しくなっていく!
職員竹内 祐葵
いろんな選択肢の中から、介護職へ
でも決めたのはギリギリ高校3年生。それまでは選択肢がいっぱいあって、獣医師さん、看護師さん、もっとちっちゃいころからだと、ケーキ屋さん、パン屋さん、レジ打ちの人とかテレビの人にもなりたかったし笑、いろんなことに興味がありました。どれも決める前にすごく考えて、これはこういう理由でこうだからやめとこう…となりましたが、介護の仕事はやめておこうという考えにならなかったです。
実習では他の高齢者施設にも行きましたが、あそか苑に来たとき、職員のみなさんが楽しくて、優しくて、利用者さんとも職員とも仲の良い雰囲気があって、いいなと思ったので就職を決めました。
いま働いていて、外から見ていたときとイメージが変わったりギャップを感じたりすることもなくて、しいて言えば、パソコンでの記録など意外と細かい仕事も結構あるんだなと思ったぐらいでしょうか。実習の時に素敵だと思った職員さんが今のチームの先輩だということも大きいかもしれません。相談したら絶対に答えが返ってきて、なんでも話せて包んでくれる人で、そういう先輩がそばにいてくれるのが、心強いです。チームの先輩のほかにも、新人のあいだチューターとして悩みを聞いてくれる先輩がいて、月に一度面談があります。いつもは世間話のようなかんじで話をしていますが、いざというときにいつでも相談していいよと受け入れてくれる存在があることは頼もしいと思います。
利用者さんの気持ちが分からないときは、とにかく「見る」
何を求めているのか、何をしてほしいのかが分からないときは、とにかく、見る。どうしたんですか?と声をかけたりして反応をよく見ながら、ちょっとずつ探っていくようにしています。入居者さんの気分がその日によって変わることもあるから、昨日うまくいったことを同じようにしても今日はダメだったり、絶対これでうまくいくということがないから難しいし、へこみます笑。でも、日によって違うんだから今日はダメだったけど明日はうまくいくかもしれないと、気持ちを切り替えています。
それでもたまにため込んだときは、ぱーっ!っと好きなことをして消化します。好きなことといっても一日寝ていたり笑、なにも考えず歩いたり、友達を誘っておしゃべりしながら散歩したり、買い物に行ったり。自分のコントロールできる範囲内で働けている感覚もあるし、シフトで帰宅時間が遅くなるときでも、(われながら元気やな…!)って思いながら帰ってたりしています笑。
もし一日だけ他の事業所に行くとしたら…?
それぞれの事業所の良さがあると思いますが、わたしの性格だと、デイのようにみんなの前でレクをするのが苦手なのもありますし、利用者さんとず~っと一緒にいて、何気ない日々を楽しめたらいいと思うから、今は特養がいいです。でも、もし一日だけ他の事業所に行くとしたら訪問介護に行きたいです。特養って「家」を目指しているけれど、特養の中にいるとやっぱり特養だけの考え方になってしまうと思うから、「本物の家」で過ごしている人って、どうやって暮らしているのか知ってみたい、ちょっとだけ見てみたいな、と。前に進んでいくことの楽しさ
そんなふうに介護現場での困りごとを解決していこうという探求チームにも入っています。入職してみて意外と多いと感じたパソコンでの記録作業もタブレット入力を検討したり、インカムや見守りセンサーを試したりと、いろんなテスト運用が進んでいるところです。ICT機器ってどれかひとつがすごく優秀なモノというよりは、たとえば見守りセンサーと睡眠ログを併用する、というように組み合わせて使っていけたらいいのかなと思います。